今後エンジニアとしてどう生きていくか、考えてみたい
【近況】
最近プロジェクト全体のタスクを挙げ工数を出し、不測の事態に陥らぬよう仕様の不明点を調べ上げ、顧客に説明し、実際に手を動かして案件を推進する…というのをやっていると「ソフトウェア開発、システム開発の難しさ」を身に染みて感じることが非常に多い。
これはいち作業者としての立場からプロジェクトを推進する立場への業務やマインドのシフトでもあり、かつて主体的だと思っていた行動が実は"しっかりレールを敷いてもらいある程度求められるアウトプットが定められた上でのもの"であったと気が付いたりもする。
自分の手と頭で敷いてきた道筋になんとなく目途が立ってきて、ようやく自分なりに考えを整理する余裕が出てきた。求められることの範囲が広がったり責任が増える中で感じた自分自身の強みや弱点、プロジェクトを推進するうえでの改善ポイントなどは、振り返りつつ徐々に言語化していきたいと思う。
プロジェクトの品質、効率性など含めたビジネス的な成功は、プロジェクトの絵を書く人物の力量にかかるところが大きいと思うが、その中でも「いかに弱点が露呈することを回避できるか=手戻りや無駄な労力を避ける」の要素が大きいと感じている。
今回痛感した自分の弱点は「仕事をチームに振れず、結果一人でやろうとしてしまう」だったり「あれもこれも心配になり調査を重ねた結果、本来実施すべきタスクに必要十分な時間と集中を注げず、結果工程がキツくなる」こと。
前者の弱点は、もっと事前にチームをプロジェクトに巻き込んでいくことで改善が見込めると思う。後者は実際やって悪いことはないのだが、調べ方を改善することが重要だと思う。例えば、「設定値Aは具体的にどういった意味を持つのか?」からではなく、「設定値Aはそもそも問題ある値なのか、それとも問題ないのか」という問いから始めるというもの。
自分自身が抱える業務はプロジェクトの流れ全般であり、「本当にこだわって確認すべきものなのか」を篩にかけ、バランスよく力を掛けていかねばプロジェクトの成功はおぼつかないということだ。
============
今後エンジニアとしてどう生きていくか、考えてみたい
こういった訳でここ3か月ほどは自学する時間や趣味でプログラムを書いたりそれで遊んだりする時間もなかったのだが、これからしばらくは、また色々なことをインプットし、アウトプットしていく時間が必要だと思うようになった。多分、会社組織の中での成長といちエンジニアとしての成長や成功はイコールではないと思うからでもあるし、かつ、新しい刺激や目標がイチエンジニアとしての成長に繋がると思うからでもある。
今後のエンジニアとしての成長に繋がる活動の方向性を考えてみたい。
通信課程でコンピュータサイエンスの学位を取ってみたい
OSS活動を行っていきたい(プルリクを出す)
趣味で作ったプログラムを題材に技術書典に出品をしてみたい
ひとまず、今日は大きく3つ挙げてみた。また近々それぞれについて掘り下げて考えを述べてみたいと思う。
今日のところはこれにて。